<2016年>国と目黒区の保育に関する怒り総まとめ | たぞえとめぐろ|目黒区議会議員 たぞえ麻友公式サイト

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<2016年>国と目黒区の保育に関する怒り総まとめ

年の暮れを怒って終わりにするのは心苦しいですが、昨今の保育園事情について心休まらないまま年を越します。

四中跡地の保育園(ゆらりん下目黒保育園)の開所が延期されます。
平成29年12月に開所予定ということで待ちわびている方もいらっしゃる中、なんと平成30年4月に延期されることになりました。

理由は、地中障害物(コンクリート)が見つかったため、地盤工事を再調整する必要が出たとのことです。
・・・・・今更。

跡地活用の間、少しでも早く開所できるように地盤調査を先に進めておく配慮はなかったのか?
国や都の所有地なら知りませんでしたもまだしも、区の土地で区の建物が建ってたところの工事の履歴はないのか?
反対運動があってもなくても遅れる目黒区の保育園。

と、今年最後の保育園整備に関する嬉しくないご報告でしたが、今年を振り返ると既存園でも多々トラブルがありました。
・夢花保育を運営する社会福祉法人「夢工房」の理事長らによる運営費の不正流用。
・認可外保育園2園の年度内閉園。
etc.

保育園に入れません!というお声だけでなく、 保育園に入れたけれど不安です!というお声も多数頂戴した今年一年でした。

話しは国政に移りますが、今月24日、日経新聞による報道で、「非課税世帯の来年度保育料 2人目から無料に 認可保育園」という記事を見ました。(クリックするとリンクページに飛びます)
収入の少ない世帯には嬉しい話しではありますが、認可保育園に入れた人と入れなかった人の格差が更に広がります。 また、金額が安くなるよりも、ちゃんと保育園に入れる方がよほど第二子を産む動機付けになると思うのですが、いかがでしょうか。
よく聞くお声として、
「認可保育園に入るための加点に認可外保育園に預けているけれども、保育料が高くて辛い。」
「妊娠中から保育園のことを気にして、そして育児期間中に保活に苦しんで、もう二人目妊娠・出産なんて考えられません。」という内容が多いです。

出産しても働き続けることができる環境整備が一番してほしいことなのに、国の施策はズレている。
特に遅れている認可外保育園への支援、またベビーシッター利用料への控除対象化も流れました。 一方で、出生数は今年100万人を切るという結果に。

国政もこのような状況の中、区の課題もまだまだ解決されていないことばかりで年を越すのは心苦しいですが、私のできることをコツコツと来年もひた走ります。

来年はもっと明るい話題もお届けできればと願いながら除夜の金を聞きます。
みなさま、よいお年を。

たぞえ麻友