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認可保育園の選考基準(ポイント・調整指数)を改善

これまで、私は待機児童対策として保育園を増やすことに加えて、保活の負担軽減のために保活セミナーの開催や理不尽なポイント(調整指数)の改善などに取り組んできました。今回はそのポイント(調整指数)についてです。10月2日(月)には来年度4月から保育園に通いたい方の利用案内が配布されますが、このタイミングで目黒区の認可保育園に入園や継続などの制度が改正されます。

 

過去には、「夜間就労」のマイナスポイント(夜働いて昼家にいるなら見れるでしょ理論)の削除、「在宅勤務」と「出社勤務」のポイント差(在宅だと緊急性が低いとみなされる理論)の解消などを行ってきました。その後も、お申し込みをされる方からお問い合わせをいただいたり、選挙の際に要望いただいたり、また先日アンケートも実施し複数ご回答をいただきました。それらをもとに提言し、今回は以下の3点が決定しました。

 

● 休所期間が2ヶ月から3ヶ月に

  上のお子さんが保育園に通われていて、下のお子さんの里帰り出産をされる場合、これまで2ヶ月だと特にコロナの際は早めに里帰りしなければならないことで2ヶ月で帰ることは困難とのお声、また現在も1ヶ月検診があるため難しいというお声をいただいていました。

 

● 育休中の上の子の継続保育の期間延長 上のお子さんが保育園に通われていて、下のお子さんの育児休業を取得されているとき、これまでは「下のお子さんの満1歳のになる翌年度の4月末まで」となっていましたが、これが取り払われ、育児休業期間中は継続が可能となります。

 

● 育休中の上の子の転園申請

 これまで、育休に入ると自転車移動が難しくなるなどの変化が生じます。また、小規模保育の場合は、3歳以降の連携保育園がない場合は再度保活をする必要があり、転園申請をしたい時は度々あります。しかし、育休中に転園申請をすると、転園した月の翌月1日までに職場復帰しなければなりません。この条件がなくなります。これは自治体を超えても適用されるので、育休中に目黒区にお引越しされる方も申請できます。

 

今回進まなかったこととしては、 ●内定を出すタイミングを早くする

●オンライン(電子)申請

●早生まれのお子さんのための対応

●予約制度

などなど。

また、国が就労証明書について全国統一のフォーマットを提示しています。これを使うことで企業側は自治体ごとに異なるフォーマットに対応すること、また保護者は紙やデータを送ることなどが省略できます。目黒区での活用は来年度4月の申し込み時には適応されませんが、今回は間に合わなかったのは残念ですが、今後適応される予定です。