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緊急事態宣言下の目黒区長選挙

本日(4月12日)より目黒区長選挙が始まりました。
投票日は4月19日ですが、「こんなときに選挙やるの?」「投票所は三密じゃないの?」と思いますよね。
私も、『投票に行きましょう!』とは言いづらいです。

では、なぜ緊急事態宣言の最中、選挙を延期できなかったのかを解説します。
「繰延投票(くりのべとうひょう)」という制度で、投票日を延期にすることができます。この「繰延投票」ができる条件は、「天災その他避けることのできない事故により、投票所において、投票を行うことができないとき、(公職選挙法第57条第1項より抜粋)」です。
つまり、投票所が破損して会場として機能しないときです。または、台風などで投票所までの道が通れない、人が移動できない暴風のときなどですまた、阪神淡路大震災や東日本大震災の際は、国が臨時特例法を定めることでどちらも選挙を延期することを可能にしています。

国会でも緊急事態宣言下の選挙実施について議論され、4月7日の参院議院運営委員会で安倍首相が、「選挙は民主主義の根幹をなすもので、不要不急の外出にはあたらない。滞りなく執行できるように努めたい」と述べられました。つまり、国は実施するべしということです。

また、任期の問題もあります。
目黒区長の任期は4月24日です。
選挙を延期した場合もこの任期はくるので、区長が不在となります。平常時でも、そしてこの緊急事態にあっては、トップがいない状況は避けなければなりません。

ネット投票というご意見もありますが、もしネット選挙を急ごしらえで行ったとしたら、うまく投票できなかった、投票の結果がおかしい(万が一のハッキングという疑念が出たら、選挙はやり直しとなります。)不正がない仕組みづくりが必要です。今までも実証実験などを進めてもらっていますが、もっと多くの声が必要です。私はこれまでも選挙のあり方について提言をしていますが(期日前投票所を増やすことにつながりました)、今後も今回いただいたご意見をもとに進めていきたいと思います。
<実証実験の一例>(←クリック)

目黒区選挙管理委員会では、混雑を避けるための期日前投票など呼びかけています。(←クリック)

投票に行きたいけど不安な方は、ご一読のうえ判断のヒントにしてください。