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目黒にもプレーパークを!!
映画「ゆめパのじかん」を見て、子どもの居場所・不登校について考える。

日曜日の午後(2月19日)、碑文谷公園近くの鷹番住区で映画の自主上映会が開催されました。

上映されたのは、川崎市にある「子ども夢パーク」の3年間の移り変わりとそこで過ごす子どもたちを見つめたドキュメンタリー映画「ゆめパのじかん」です。

「子ども夢パーク」の説明をすると、平成12年に川崎市子ども条例が制定されたことを契機に、工場跡地にできた子どもの居場所です。その中には、どろんこになったり焚き火ができたり、制約が少なく「やってみたい!」ができる公園(=プレーパーク)や不登校の子どもたちが通うフリースペース、雨の日でも遊べる広場などがあります。

子ども夢パークには、議員になる前から子どもたちを連れて行ったことがあり、子どもたちが生き生きと遊ぶので、とても好きな場所です。子どもを連れて行ってもとにかく居心地がいい。昨年の夏には「夢ぱまつり」の日にも訪れて、どろんこになることが好きじゃなかった控えめな性格の末っ子が、手作りウォータースライダーで水飛沫を上げながら遊んでいた姿に子どもの成長を感じました。

 訪れる度に子どもの新たな一面や成長を見ることができる、この「子ども夢パーク」でほぼ毎日のように過ごす子どもたちが映画の中で教えてくれる生き方は、「なぜ学校に行かないの?」「どうして学校に行かなかくなったの?」という大人の疑問が陳腐に思えます。私たちにはいろんなことを感じる心があって、納得する時間はないまま「あれやれ」「これやれ」「これはやってはいけない」と押し付けられて、嫌な気持ちが溢れたのかなと思います。

 

今回、ありがたいことに、目黒区の区長や議長、複数名の議員と共に鑑賞することができました。場の説明は現場に行くのが一番だと思っていましたが、「子ども夢パーク」の良さは、訪れる、説明するだけでは伝わりにくいもので、映画の力を借りて理解してもらうことができたのではないかと思います。

 

ちなみに、私から目黒区に対して「目黒区にも夢パークのような場所を!」と委員会※において質問をしています。目黒区は子育て、子育ちについて「子ども条例」を平成1712月に制定し、子ども相談室「めぐろ はあと ねっと」を先駆的に設置しています。しかし、その後は目立った動きがありません。不登校の子どもが増えている、子どもがストレスをためている今こそこの条例に基づき、子どもがのびのび過ごせる居場所を設置するべきではないかと訴えています。(※2022913日 企画総務委員会、補正予算審議)

 

これからもコツコツと目黒区版夢パークやプレーパークの実現に向けて要望していきたいと思います。